朝は▲いつものラピュタパン

キャンプ「沼」にハマった軌跡を綴るブログ。

【尾瀬至仏山】日帰りで行けるプランを山小屋泊でゆっくり秋を堪能してきました。

こんにちは、うどんこです。

 

群馬県内を中心にキャンプ、登山を楽しんでいる中年です。


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今回は、紅葉薫る尾瀬の名山「至仏山」へ行ってまいりました。

群馬に生まれて、何度も「はるかな尾瀬~遠い空~」って小学生の時歌ってはいたものの

行った事はありませんでした。

 

県民あるあるかもしれません。

 

中年になって初めての尾瀬

水芭蕉が有名で、誰でも写真で1度は見たことがあるような尾瀬

 

本当は水芭蕉が見れる季節が良いと思いますが今回は紅葉の秋、2022年10月を選択。

10月15日で入山もできなくなるのでギリギリに登山できる事になりました。

 

冬を迎える尾瀬はどんな風景なのか、「至仏山」に登り確認してきました。

秋の黄金色の湿地帯も絶景ででしたよ。

今回は、鳩待峠~至仏山の1泊のピストン登山の模様です。

 

至仏山について


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標高:2.228m

 

日本百名山の1つ、ぐんま百名山にも数えられます。

花の百名山にも選ばれおり高山植物の宝庫です。

尾瀬ヶ原の西端に位置しており、燧ケ岳と並ぶ尾瀬の名山。

山名は、仏教には関係なく、ムジナッ沢(つあわ)の別名「渋ッ沢」に由来だそうです。

山頂からは、東の燧ケ岳、西には奥利根、谷川の山並みが一望できます。

 

私の行った時には、「富士山がみえる!」って言ってた人がいまして、説明されましたがよくわからず・・・。

見える人には富士山までみえるようです。

 

今回の行程

 

尾瀬マウンテンガイドより転載

 

今回は、連れがいたので連れの体力に合わせて1泊して至仏山に登山となりました。

 

1日目:尾瀬戸倉第一駐車場~鳩待峠~鳩待山荘チェックイン~山の鼻散策~鳩待山荘泊

2日目:鳩待山荘発~至仏山~鳩待峠~尾瀬戸倉第一駐車場~花咲きの湯~帰宅

 

鳩待峠から至仏山のピストン登山。

はじめての山小屋泊だったので緊張しつつも、今後の縦走登山に向けての勉強にもなりました。

 

尾瀬戸倉第一駐車場


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住所: 群馬県利根郡片品村戸倉766

 

イカーで鳩待峠に行くには規制されていけません。

イカーで行ける期間もありますが、ほぼ尾瀬戸倉駐車場からシャトルバスか乗り合いタクシーで向かいます。

駐車料金1日:1000円。


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シャトルバス、乗り合いタクシー:鳩待峠まで1000円。帰りも1000円。

 

尾瀬戸倉第一駐車場にはトイレはありますが、売店等はありません。

ピストンで出発しているので待つ時間も少なめでした。

到着後すぐに乗り合いタクシーに乗れて鳩待峠に向かうことができました。

約30分で到着です。

 

鳩待峠休憩所・鳩待山荘


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休憩所と鳩待山荘がある場所。

尾瀬に訪れる方の多くが必ずといっていいほど通る場所です。

公衆トイレ、名物花豆ソフトクリームが食べれる場所です。


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鳩待山荘は、ホームページから事前予約できますので興味があったら覗いてみてください。

東京電力が運営しているのかな?

他にも尾瀬の山荘には東電が関係しているようです。

 

▼鳩待山荘ホームページ

鳩待山荘

 

1日目の13時に山荘にチェックイン。

ぐんま愛郷キャンペーンが延長になりキャッシュバックしてもらってお安く宿泊できました。


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さらに、2000円の片品村で利用できるクーポンも頂きました。


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山荘から見える至仏山

壮大です。

 

山荘の下は、大勢のハイカーたちの休憩場所。

平日にも関わらず多くの人が行き来きしていました。

アヤメ平に向かう人が少なかったような・・・。

山の鼻まで散策

チェックインを済ませて、少し休憩を取ってから山の鼻まで散策してきました。

天気は晴れ。


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尾瀬といったら、木の道。

山の鼻まで一直線で続いています。

途中傷んだ場所もあるので気を付けて歩きましょう。


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川や紅葉してきた木々を眺めながら非日常を楽しみます。


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熊の出没もあるようですので、熊鈴の携帯は最低限していきましょう。


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1時間程度歩くと、山の鼻に到着。


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山の鼻から至仏山にアクセスできますが急登やクサリ場もあり上級者向きと聞いています。


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しかも、雨も降ってないのに滑りまくる蛇紋岩がゴロゴロしているそうな・・・。


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鹿が踏み入らないように柵がしてあり、この門を開けて至仏山へ向かうようです。

2022年熊の出没が多いようです。

 

はじめての山小屋泊


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山の鼻散策から帰ってきたら、鳩待山荘にお風呂があるので入りました。

貸し切り状態でした。

14時~19時まで入浴可能。

シャンプーとボディソープも完備しております。

 

お布団も一式、敷布団、掛布団、シーツ、毛布が置いてありフカフカでした。

気になる方は、シュラフカバー等持参してシーツ代わりにすると良いと思います。

基本シュラフ持参はいらないと感じました。

 

18時に夕食、早朝6時には朝ごはんの管内放送が流れます。

消灯は21時。

テレビもないですが、Wi-Fiはあるので山荘スタッフの方にパスコードを聞いて使用させていただきました。


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鳩待山荘の夕食メニュー。


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朝食メニュー。

見た目よりおいしいです。

山で食べれるゴハンは貴重な感覚。


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月夜野納豆(大粒)は、絶品でした。


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2日目:至仏山登山

朝食をたべ終わり、準備が整ったら出発。

今回は、至仏山登山用に購入したサック。

 

山と道スリー。


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過去に至仏山登山用に購入した登山靴も記事にしていますが、サックは後日記事にします。

 

いや~軽いサックでした。

登山中、結構な確率で他の方もしょってましたがね・・・・。

 

▼過去記事

l2ud38koegkrty0.hatenablog.com

山荘の目の前が登山口です。


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わかりやすいとおもいます。


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登山口を過ぎてすぐにご神木があります。

たくさんの登山者を見送ってくれているように感じます。


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枯れ葉の山道と


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山笹の山道を抜けると


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燧ケ岳と色着いた湿原がみえてきました。

燧ケ岳は、頂上が「山型」になっているのが特徴です。


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木道が続き歩いて標高を上げていくと、紅葉が色濃くなってきました。

赤色が映えてくる~。


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これが、蛇紋岩です。

本当に、冗談抜きで滑りますので注意です。

頂上まで蛇紋岩がゴロゴロありますので足元に注意して進みます。


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登山口から約2時間ほどで分岐が出てきます。

至仏山方面に進みます。


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目の前に小至仏山がみえてきました。


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至仏山に向かう山道は、紅葉が深くなってきました。


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岩場もだんだん多くなります。

足元注意ですよ~。


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至仏山に到着です。



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至仏山まであと一息です。

天気にめぐまれたので、まわりの景色が良くみれました。


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風が強いのなんのって~


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至仏山から約40分くらいで至仏山の頂上に到着です。


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たくさんの登山者の方がいました。

写真も中々とれない・・・。


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こちら側が「山の鼻」から登ってくる道です。

登りだけの道ですので、ここから下山はできません。

 

尾瀬ヶ原の紅葉と燧ケ岳良く見える。

木道が良く見えて、湿原に張り巡らされている感じです。

木道の整備に感服致します。

 

少し休憩をして、下山しました。

下山途中に草刈りをして下さる方がいました。


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週末の登山者のためにしてくれているのだと感謝がいっぱいです。

 

このような方々がいるから安全に登山できます。

 

感謝、感謝。

 

おつかれさまでした!!


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こまめに休憩をとりながらこのタイムなら上出来でしょう。


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何事もなく、無事に下山できましたことに感謝です。

 

下山後は休憩所で「醤油ラーメン」を頂きました。


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800円。

これも普通のラーメンですが、疲れた体にしみわたりました~。

 

帰りには、「花咲きの湯」で疲れた汗を流してから帰りました。


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露天風呂や泡ぶろ設備があり、管内はキレイで落ち着く場所。

風呂上がりのコーヒーでマッタリしました。

尾瀬にいった帰りには寄ってみてください。

 

▼ホームページ

oze-katashina.info

 

まとめ


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はじめての尾瀬は最高でした。

天気にも恵まれて言う事なし!

 

そして、はじめて山小屋泊も体験出来て、色々これからの登山に向けて課題のようなものが自分の中に芽生えてきました。

 

これから「ぐんま百名山」もまだまだ尾瀬にあるので、ぼちぼち通いながら制覇していきたいと思います。

夏の水芭蕉咲く、季節だけでなく楽しめる尾瀬

皆様も1度は足を踏み入れてはいかがでしょうか?

 

(おわり)