朝は▲いつものラピュタパン

キャンプ「沼」にハマった軌跡を綴るブログ。

【ぐんま百名山黒斑山・蛇骨岳】雄大な浅間山を感じるならば外輪山から眺めてみる方が良いと思った話

こんにちは、うどんこです。

 

群馬県内を中心にキャンプ、登山を楽しんでいる者です。

 

2022年10月の終わりに浅間山の外輪山である「蛇骨岳と黒斑山」を登山して参りました。

なぜ「蛇骨岳と黒斑山」を縦走してたかというと「ぐんま百名山」だからです。

 

って・・・・

 

長野県と群馬県の県境あたりになりますが確実にぐんま百名山です。


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浅間山も長野県と群馬県どっちのものなのか?

富士山が山梨県のものなのか静岡県のものなのか、そんな感覚がします。

 

昨年の浅間山登山(前掛山)よりも今回の外輪山から眺める浅間山が最高でした。

 

登山難易度は、一般レベル。

 

登山道も整備されて、危険な場所もロープで仕切られているのである程度安全。

 

車坂峠から赤ゾレの頭を超えて、槍ヶ鞘まで行けば浅間山を十分感じる事が出来ます。

(所要時間:約1時間30分)


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岩がゴロゴロしている箇所もあるので、注意が必要です。

 

必ず登山装備で必ず登る事をおすすめします。

 

浅間山は火山ですので、登山時には火山レベルを確認していく事も大切です。

 

それでも是非、山好きならば1度は黒斑山、蛇骨岳からの浅間山の迫力、雄大さを感じて頂きたいと思いました。

 

▼過去記事

l2ud38koegkrty0.hatenablog.com

 

黒斑山について

 

標高:2.404m

 

三重式火山、浅間山の第一外輪山で、約5万年前には高さ2800~2900mの美しい円錐形をしていた。約3万年前の爆発によって、現在のような半円形の断崖になったといわれる。
 第二外輪山の前掛山との間にある火口原が湯ノ平で、ここからの黒斑山の眺めは、コーカサス地方の風景にもたとえられる。

 車坂峠から入って黒木の森をくぐり、避難小屋の建つ赤ゾレの頭を過ぎると、浅間山の威容に圧倒される。トーミの頭は、やや東に突き出ているため、Jバンドまで約3.4km続く黒斑山稜や、周辺のすばらしい火山景観が一望で、カモシカを見ることもある。晩秋の新雪のころ、浅間の山肌に白い縦縞が入る。
 車坂峠登山口から山頂まで1時間30分。
※ヤマケイオンラインより引用
 
コーカサス地方ってなんだろう?
調べてみると、ロシアの方面の山脈地帯だそうです。
 

蛇骨岳について

標高:2.366m

 

山の名前の由来は、浅間山の火山活動によって赤くただれた山肌に、黒い火山岩が入り混じる様子が蛇の骨のようにみえるとの由来だそうです。

 

登山口

1

※長野県公式観光サイトより

 

高峰高原ビジターセンターからアクセスできます。

県道80号線:浅間サンラインから登る「チェリーパークライン」の1本道となります。

 

住所:長野県小諸市高峰高原

営業時間:8:00~17:00

 

▼ホームページリンク

施設案内 | 長野県高峰高原 高峰マウンテンパーク

今回の縦走ルート

登山好きなら必ず1度は登るルートで行って参りました。

 

※ヤマケイオンラインより引用


「車坂峠~表コース~赤ゾレの頭~分岐~トーミの頭~黒斑山~蛇骨岳~黒斑山~トーミの頭~分岐~中コース~車坂峠」

 

黒斑山・蛇骨岳に登山レポート

天気は晴天。

 

前日は、北軽井沢でキャンプをしてからの登山。

北軽井沢も霜が降って、なかなかテントが乾かなくて予定より少し遅めに到着となりました。

 

▼北軽井沢スイートグラスでのブログ

l2ud38koegkrty0.hatenablog.com


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10:30分にビジターセンターに到着。


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駐車場は満車状態。

行った日は、平日ですよ。

 

それもそのはず、数日前に浅間山の初雪観測がされて見に来た方々が多かったのかもしれません。

 

なんとか駐車ができて車坂峠から登山スタートです。


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登りは、表コースから。


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登山道に雪が残っていましたが、登れないレベルではありませんでした。


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周りの紅葉している景色を眺めつつ、軽快に足を運びます。


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開けてくると、岩がゴロゴロとしている所がありました。

足元に注意しながら進みます。


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日陰になると雪が多めに残っていました。

滑らないように注意しながら歩きました。


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木々の隙間から浅間山が見えてきます。


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約1時間で「槍ヶ鞘」に到着です。

写真中央付近には、溶岩が吹き出してかたまって柱になっている姿が確認できます。


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槍ヶ鞘から数分歩くと、分岐にあたります。

黒斑山方面に進みます。


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急な登りがあります。

足元も不安定ですので、ゆっくり登りましょう。


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登りきると「トーミの頭」に到着。

これだけでも、浅間山の迫力を楽しめます。


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目指すは、写真頂上の黒斑山。


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浅間山を右手に目ざします。


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途中に浅間山の噴火を監視する装置が置かれています。

長野県の小諸市が管轄しているようでした。


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黒斑山に到着。

数人の登山パーティーの方々が昼食をしていました。

写真が撮りずらかった・・・・。

 

浅間山の姿を見ながら昼食おいしいだろうなぁ~。


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外輪の状態が良くわかります。

浅間山の方向を見ると、前掛山に向かう登山道もわかります。

昨年登った記憶を思い出しながら歩くことができました。


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カラマツの色がいい感じです。

 

蛇骨岳に向かう登山道は、ぬかるみ状態。

雪か霜柱がとけだして、かなりぬかっていました。

水たまりになっていた箇所もあるので、気温が低いと凍ることが良そうされます。


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蛇骨岳山頂に到着。

 

ここは、たくさんの方々が昼食を食べていました。

風も多少出て来て、寒かったです。


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群馬県側を見下ろします。

バラギ湖は、わかりました。


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光ゴケがたくさんある~。

暗くなると光るコケですね。

夜には登山しないので、確認できまいな~。


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山頂の状況はこんな感じでした。

いい場所は陣取られていけなかったです。

 

下山は、中ルートからいきました。

途中に立ち止まっている登山夫婦?(カップル)に出会いました。

カモシカがいますよ」って笑顔で声をかけてもらいました。


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見てみるとジッとこちらを見つめているカモシカくん。

かわええええええ~!


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良い登山者カップルとカモシカくんに出会えて最高の気分で下山することができました。


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お疲れさまでした!!!!

 

標準登山時間よりも大幅に早く帰ってきました。

 

足の疲労もなく無事に下山できたことに感謝です。

 

まとめ


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四季折々に姿をかえる浅間山

群馬で生活していれば必ず雪をかぶった浅間山に目が行かない人はいないと思います。

 

間近でみたらもっとその雄大さと迫力に感動することは間違いないとおもいます。

 

今回のルートは、一般の方々でも十分登山できると思いますので是非、浅間山に会いに来てください。

 

余談ですが、犬連れの登山者に初めて出会いました。

時代遅れなのかもしれませんが、個人的に驚きました。

 

良く考えたら犬連れてきた方が安全ですよね。

熊鈴もいらないかも。

 

私の家族は、登山嫌いなので犬を飼って一緒に行くのもよいなぁ~って考えさせられた登山となりました。

 

これで、「ぐんま百名山」44、45座制覇となりました。

 

(おわり)