こんにちは、うどんこです。
群馬県内を中心にファミリーキャンプ、ソロキャンプ、登山を楽しんでいる中年です。
今回は紅葉がはじまる2021年に「谷川岳」でソロ登山を決行致しました。
コースは、体力に自信がないので初級「天神平から谷川岳山頂コース」です。
ロープウェイの時間もコロナの影響で短縮営業でしたのでこのコースを選択しました。
初心者コースですが万全な登山準備をおすすめします。
頂上では360℃のパノラマが頂上で皆さんを待ってますよ。
「頂上まではいけない」と言う方にはロープウェイで天神平駅まで行くだけでも楽しいと思います。
谷川岳登山を計画している方のお役に立てれば幸いです。
谷川岳とは
標高1,977m
群馬・新潟の県境にある三国山脈の山。日本百名山のひとつであり、周囲の万太郎山・仙ノ倉山・茂倉山などを総じて谷川連峰というとの事。
私の地元では遭難者が多く「危険な山」と教えられて育ちました。現に遭難者が世界一とも聞いた事がありますが調べて見ると「登山」で遭難ではなく、ロッククライミングでの遭難が多い事が解かりました。
谷川岳と聞くだけで遭難、危険な山とイメージがありますが登山であれば安心とは言いきれませんが、比較的登山道も整備されて登りやすい山であると思います。
谷川岳ロープウェイ
アクセス
「谷川岳ロープウェイ」行きバス:約50分
・関越自動車道水上I.C
国道291号線を谷川岳方面へ14キロ:約25分
住所
TEL
・0278-72-3575
土合口駅から天神平駅までロープウェイで行けます。
料金
・片道:個人大人:1250円 小人:630円
・往復:個人大人:2100円 小人:1050円
※小人は小学生より
※JAF会員、モンベル会員には割引をしてくれます。近くの温泉旅館に宿泊すると割引券をくれる所もあるようです。
駐車場
グリーンシーズン:大型:1000円 小型:500円
スキーシーズン:大型:1000円 小型:1000円
私は、自家用車で行ったので500円の駐車料金とロープウェイ往復料金2100円かかりました。平日に行ったので貸し切り状態でした( ´艸`)
営業時間
【4月~11月】
平日:8:00~17:00
土日祝:7:00~17:00
【12月~3月】
全日:8:30~16:30
3月から土日祝は7:00~16:30
コロナの関係で短縮営業している場合がありますので注意が必要です。
駐車場は1F~5F、きっぷ売り場、売店、インフォメーション、駐車場出口が6Fになります。
きっぷを購入したら連絡通路を通り7Fのロープウェイ乗り場へ向かいます。
随時乗れるので自分のタイミングで乗れます。
スバルが提供。
さようなら、下界のみなさま・・・・。
少し色がついてきていました。
ゴンドラ独り占めですのでテンションが高かったです。
テンション高いままに約15分で「天神平駅」に到着しました。
天神平駅
天神平ロープウェイ出入口。
曇っていて何も見えませんでした。
雨が降らないことを祈りながら登山口を目指します。
ペアリフトで上に行けますがここから私は谷川岳登山口を目指します。
谷川岳登山口
ペアリフトを越えた先にあります。
岩がゴロゴロお出迎え。
親切にもロープウェイが終わる時間の表示をしていただいています。
登山道
登山口は岩場から始まりますが、そこを越えると木の板が敷いてある箇所が続きます。
濡れていると滑るので個人的には「嫌い」です。歩きやすいですけどね(;'∀')
急なハシゴも出てきて来ます。
木々も色付いてきていますね。
登山口から約30分歩くと「熊穴沢避難小屋」に到着です。さすがに百名山だけあって平日にもかかわらず、多く登山者と出会いました。
ここでも4名程休憩をされていました。
避難小屋をすぎると緩やかな坂が続き足元はガレがつづきますので足元注意しながら進んでください。
時折、鎖を使って登る箇所も出てきます。
天狗のたまり場。
避難小屋から約40分で「天狗のたまり場」に到着です。
相変わらず周りはミスト状態でした・・・。
ここから「谷川岳肩の小屋」まではかなりの急登になります。休み、休みがおすすめです。人が多いのでペースが崩されやすいですがゆっくりいきましょう。
少し紅葉もしてきたり、
展望がわるい・・・。
上から降りてくる方の情報でどうやら頂上は晴れているとの事!!!Σ(゚Д゚)
「急いでいかないと曇っちゃうよ~」なんて言われて(笑)
テンションマックスで足の痛いのなんか忘れて、前方の登山客を抜きまくりました。
「天狗のたまり場」から約40分で「谷川岳肩の小屋」に到着。
あれ・・・曇ってる・・・(;´・ω・)
って思った瞬間!
周りから「晴れたぞ!!!」と歓声があがりました。
思わず心の声が出てしまう・・・。
「すげっ・・・」
透き通る青空!
まさに幻想的な体験をしましたよ。
画像以上に本当にキレイな光景でした。
谷川岳肩の小屋
谷川岳のTシャツやらちょっとした売店、休憩所になっていました。
お昼でしたので多くの方々が休憩をされていたので頂上を急ぎました。
トマノ耳・オキノ耳(頂上)
谷川岳肩の小屋から少し登れば頂上の1つトマノ耳です。
横目で雲海を見つつ目指しました。
約5分で到着です。
どうですか?
見事な雲海。
生まれてはじめての雲海登山最高な気分。
見ず知らずの登山者の方々とすばらしい光景を共有出来ていることのうれしさを感じる事が出来ました。
その後、もう一つの頂上オキノ耳に向かいました。
文句なしに谷川岳の頂上を堪能させていただきました。
風も強くなり、食事はこちらで取りました。
つぶれた塩おにぎり。
つぶれていてもおいしい(笑)
風が強くなり雲も多くなってきましたので下山準備、行動食の柿の種を片手に来た道をひたすら下山していきました。
本当は、群馬百名山の茂倉山まで足を伸ばしたかったのですがさすがに体力が持たないと判断。
ロープウェイの時間も短縮されているので無理をしない判断をとりました。
下りは大変危険です。踏ん張りがきかなくなっているとさらに危険ですので気を付けて下山しましょう。
ほぼ休憩せずに天神平駅まで戻ってきました。
「おつかれ山でした!!」
パンフですと総行動時間約5時間と書いてありましたが私の場合このぐらいのタイムで帰ってきました。
天神平駅は来た時より少し雲がなくなっていまして観光客の方々も沢山いました。
ロープウェイを降りたらキャンプの食材の買い出しにいかないと・・・(;´Д`)
感想
今回は初級のコースで臨みましたが甘くみると痛い目にあうように感じました。慣れている方から見ての初級です。
登山客のなかでは軽装でTシャツに半ズボン、サコッシュみたいな観光に来ている格好で登っている方もいました。
人それぞれで良いとは思いますが、ある程度の装備で臨む事をおすすめします。
危険な箇所はいくら整備してあっても滑落の怖れはありますので準備万端で臨みましょう!
下山後はキャンプを楽しんできました。
(おわり)
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