こんにちは、うどんこです。
群馬県内を中心にキャンプ、登山を楽しんでいる庶民派のおじさんです。
秋登山のために最近購入したセーターの紹介です。
「アクシーズクイン凌」のカルフワセーターです。
今年、尾瀬の秋登山を計画しています。
尾瀬にいくのは群馬県で生まれ育って、山好きなくせに今回が初めてです。
秋の尾瀬は、寒暖差が激しいとの事です。
早朝は、-2~5℃。日中は、8~18℃が平均とのこと。
寒い時の行動中はもちろんの事。
山小屋で過ごす際に活躍してくれそうな保温着で、
ベースレイヤー(肌着)の上に羽織れるものを探していたら、
カルフワセーターに行きつきました。
実際に着て行動していませんが、購入して手元に届き試着してみた感想を綴ります。
「アクシーズクイン凌」について
凌は美学
1988年の設立以来、日本のアウトドアブランドとして
長きに渡って物作りを続けてきたアクシーズクインが手掛ける凌の衣類や道具は、
欧米のアウトドアブランドはもとより日本の他のアウトドアブランドにもない独自の発想で、
四季のある日本の低山、つまり森林限界以下の山を歩くことを考えてデザインしています。
そしてそれらに、古くから日本に伝わる意匠や色彩、言葉の響きなどを取り入れることで、
時代や生活様式が変わっても変わることのない日本らしさを表現しています。
こうして生まれた凌の衣類や道具は、
所作や立ち居振る舞いの美しい人に使ってもらうことでひときわ引き立ちます。
それらを備えた人の着こなしはきっと美しく、シルエットを見るだけでも凌らしさ、
日本らしさを感じることができるでしょう。
山にはひとりかできるだけの少人数で入ることを心掛けたいものです。
獣にも気付かれないくらい静かに行動し、その痕跡を残さないことも大切です。
にぎやかな宴や自慢話は無用です。
凌・低・雨・雲・汗・臭・壁・湿・寒・濡・暑・闇・炎・宙・月・風・難・無・渓・藪・草・木・茜・静・寂・揺・煙・孤・・・、
山の美しさ、山の厳しさとひたすらに向き合い己を知ることが凌であり凌の美学です。
※上記アクシーズクイン凌ホームページから引用
凌ぐことは足るをしること
上記をコンセプトに商品開発を行っているブランド。
登山製品の割には価格が少し高め?機能も良いような、物足りないような商品が多数ある感じがしますが、これが「凌」の商品開発のコンセプト。
森林限界以下で凌げる商品のスペックになっているように感じます。
商品の名前も日本風で、個人的には好み(*´ω`*)
デザインもシンプルで和風なのですごく「ほれてまうやろ~」って気持ちになってしまう。
▼詳細は凌ホームページへ
カルフワセーターについて
※アクシーズクインホームページから引用
本体価格:¥10,400
税込価格:¥11,440
素材 :帝人octa 94g/㎡
組成 :ポリエステル100%
サイズ :XS-XL(ユニセックス)
重量 :115g
原産国 :中国
思いと創造
カルフワセーターの販売当時、octaを使用した他社のアイテムはすべてoctaを裏地に使用していました。それらはどちらかというと、日本よりも寒く標高が高い環境でのアクティビティを想定していたからかもしれません。
凌としても軽くてほどほどの保温性のあるoctaには注目をしていましたが、裏地として使用するつもりはありませんでした。
凌のフィールドである低山では1枚物のoctaのセーターをベースレイヤーの上にレイヤードして使うことが最も多いと感じたからです。
風が気になるようであれば通気するシェルをレイヤードすればいいわけで、そうした方が圧倒的に汎用性が高いからです。
寒い季節の登山では行動中に適度な保温性を提供するアクティブインサレーションとして、
暖かい季節の登山では停滞時の汗冷えを防止するインサレーションとして有効です。
バックパックの隙間に滑り込ませておけば一年中何かと使えます。
着心地
とても軽くてほどほどに暖かい着心地です。
この「ほどほどに」というところがまさに凌ぐという概念と共通していて、
延々と続く尾根の登りやアップダウンを繰り返すようなルートでも
オーバーヒートしない着心地は登山にうってつけです。
着こなし
ウール混のベースレイヤーの上にレイヤードすることを推奨します。
状況に合わせてシェルをオーバーレイヤーしましょう。
凌には通気度の異なるシェルを用意しているので、
体質やその時の天候に合わせて最適なシェルを選んで、
いろいろなレイヤードでカルフワセーターの着こなしを楽しんでください。
素材の特長
表面の見た目は単なるメッシュですが、
裏面は細かなモフモフの繊維に覆われているので、
軽量でありながら必要十分な暖かさを提供します。
同じ直径のポリエステル繊維の重さに比べて約半分と軽く、
繊維の中心の空洞部分と、
表面に放射線状に配列された八本の突起が汗を素早く吸い上げて拡散させるだけではなく、
その独特の形状によってできる空間に多くのデッドエアーを含むことで遮熱保温効果を実現します。
サイズ一覧(単位:cm)
XS : 着丈68 袖丈45 肩巾62 身巾45 裾巾44
S : 着丈70 袖丈45.5 肩巾65 身巾49 裾巾47
M : 着丈72 袖丈46 肩巾68 身巾52 裾巾50
L : 着丈74 袖丈46.5 肩巾71 身巾55 裾巾53
XL : 着丈76 袖丈47 肩巾74 身巾58 裾巾56
※上記すべてホームページから引用
サイズは、ユニセックスです。
サイズに男女の差別がありません。
私は男性身長169㎝ですがMを購入して丁度良かったです。
カルフワセーターを着てみて解ったのですが、商品名の通りです。
軽い、ふわふわしている、生地が薄いので温かさは疑ってかかりましたが
着てみると、思った以上に温かいビックリいたしました。
脱ぎやすいヘンリーネック。
ボタンは、安心のYKKです。
繊維のケバケバの暖かさが良くわかります。
登山行動中には暑すぎてしまうかもしれません。
登山中とくに登りでの行動中は、汗をかいて休憩中にものすごく寒くなるんです。
汗冷えの恐ろしさが良くわかります。
カルフワセーターは、汗を吸い上げて、メッシュ部分ですぐに乾かしてくれるとの事。
そして、保温もしっかりしてくれる。
このケバケバしている繊維が暖かい空気をためて保温してくれるらしいです。
そんな適度な保温と汗冷えを抑えてくれそうなスペック。
下りは、汗があまり出ないので下りのには着たままでいけそうなOcta素材。
圧縮すればコンパクトにもなりますので、登山に持って行っても気にならないと思います。
オールシーズンに活躍してくれること間違いないでしょう。
持っていれば、お守り代わりにもなると思う。
洗濯は、手洗いが良いのかもしれませんが頑張って大切にしよう(*´ω`*)。
尾瀬の時には、モンベルの肌着ジオラインの上に着て試してみます。
山小屋でもこれ一つで大丈夫そうです。
秋冬の普段使いにも十分すぎるスペック。
すこし、お値段はそれなりに張りますがその分大切にして、一緒に野に出かけていきたいと思います。
(終わり)